シェアオフィスで起業する会社も増えていますが、他社の人間が常に鍵の掛かっていない空間にいるというのは一定のリスクがあります。すぐ近くにいる場合は特に、パソコンの画面を見られてもいけない場合もあります。
こういった環境は昔からあり、そこは規則で守られているところですが、業態によっては絶対に社外の人間に見せてはいけないセキュリティ上重要なものもあるのです。シェアオフィスではそういったところが最も注意しなければならないので、席の配置などで調整するべきでしょう。
ただ、業務内容がほとんど社外秘で個人情報などの危険情報だらけの場合は、シェアオフィス自体が向いていないのでしっかりと自社のみのオフィスを借りた方がいいかもしれません。業務によればクライアントからの指定でそういったオフィスにしているところも多く、そんな環境でも場合によっては漏洩があったりするために、セキュリティは高ければ高くて困る事はないのです。
シェアオフィスとは、一つのフロアに複数の会社が入る形式を言います。以前から姉妹会社などは複数のフロアに入っている事がありましたが、シェアオフィスは全く関係のない会社が、家賃が安くなるなどの観点から一緒になるというケースが多く、セキュリティ上は性善説で成り立っているところがあります。
起業してすぐの会社などが選択する事が多く、初め資金の少ないときに出来るだけ安く済ませたいという場合に利用されています。もちろんシェアだったとしても法人登記が出来るので、問題なく開業出来ます。
これが大規模なものになってくると、一つの広いフロアに10社ほど入ってしまってかなりゴチャゴチャした仕事スペースになったりしますが、そこは各社大人の対応でやっていけば、上手く費用を抑えるという利点だけが残るのです。業種によってはセキュリティ上クライアントからNGが出る場合もあるので、どんな業種でも使える手段という訳ではありませんが、一つの手段として使われています。
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