シェアオフィスという業務形態は以前から考えると非常に特殊なものだと言えます。
しかしその新しさとメリット、需要から、近年かなり普及して来ました。
運営されているシェアオフィスの数は、通常の賃貸オフィスと比べるとまだ全体の1%ほど言われていますが、新しく作られるシェアオフィスで計測すると全体の7%ほどと言われています。
これはシェアオフィスやコワーキングスペースといったものを含めた数値ですが、完全に新しい形式にも関わらずこれだけ注目され、作られているという事実は知っておいた方が良い情報と言えます。
なぜこれだけ流行りだしたかといえば、そこはやはりパソコンの普及と、閉塞感からの脱却があるのではないでしょうか。
特にコワーキングスペースと呼ばれる空間では、他者とのコミュニケーションに力を入れているところが多く、場所によっては同じ業種の会社で集めているところもあります。
そういったところでは遠慮もありつつも踏み込んだ商談が成立しやすく、新しい仕事の形を生んでいると言っても過言ではありません。
シェアオフィスやコワーキングスペースは利益の生みにくい構造と言われています。
使っている人にとっては便利で革新的なサービスと言えますが、貸している側としてはスペースを上手く使えていないとコストが掛かってしまうからです。
せっかくオフィスを用意して綺麗に仕上げ、無線LANや給湯設備などを整えても、使う人が少なければ割りにあいません。
そして少しでも使っている人がいるならばメンテナンスが必要になり、いかに席を埋めるかがシェアオフィスやコワーキングスペースのビジネスモデエルの肝と言えるでしょう。
それは実際に常時埋まっていなくても良いのです。
契約上、平日の日中は借りているとなっていれば実際に席にいなくてもお金は取れる為、貸している側にとっては構わないと言えます。
つまり席を埋めるというよりは、席の契約をたくさん取る努力する必要があり、それがシェアオフィスの課題の一つと言えます。
デザイン性を良くして宣伝するなど、集客に力を入れているところも多くあります。
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